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これは意外!?コワーキングスペースで会社登記をする際に注意すべき1つのこと ( 2013/07/24 )
事業をはじめる際に、会社登記をどこですれば良いのか?
起業するにあたって最初に悩まれる方も多くいらっしゃいます。
最近では、法人登記として住所(本店所在地)の利用も可能なシェアオフィスやコワーキングスペースが増えています。
費用も安くすむので人気の選択肢の一つとなっていますが、注意しなければならないポイントがあります。
それは、「同じ社名の会社が既に登記されていないか」という点です。
平成18年の会社法改正により、同一所在地に同一の社名(商号)でなければ、登記することが可能になりました。
同一のスペースを共有するような形態のシェアオフィスやコワーキングスペースでは、会社登記をする本店所在地が全て同一です。
そのため、予め自分が使おうと思っている社名が既にその所在地で登記されていないか、確認しておく必要があります。
運が悪ければ、一生懸命ビジョンや理念を詰め込んだ社名を考え、いざ会社設立、となったときに登記ができないとう事態になってしまいます。
これは、シェアオフィスやコワーキングスペースに限ったことではなく、ビルやマンションの一室を会社本店として登記する場合にも当てはまります。
ちなみに、商号調査は誰でも法務局で行うことができます。
では、「株式会社ABC」と「ABC株式会社」では、同一の社名といえるのでしょうか?
社名を「株式会社ABC」にしようと思い、調べたところ、同一の住所で「ABC株式会社」が登記してあった、という場合です。
他にも、社名を決めるうえで考えておかなければならないポイントは沢山あります。
ご不明な点は是非当事務所にお問い合わせ下さい。